原発問題と節電問題について

 私は、原発が抱える技術上、政治上の諸問題については3・11以前から調べており、事故後は、あえてそれらの一端について、啓蒙(上から目線じゃなく!)の意味も込めて書き綴ってきた。しかし、原発事故から4ヶ月経ち、さすがに最近は多くの国民がこれらについて知り、政府と電力会社に対する不信感を露わにすると同時に、信頼できる情報をみずから探すというスタイルが一般的になってきたようだ。私は、原発の抱える諸問題についての記事を減らそうと思う。

 もう一つ、節電の問題について。これも、原発を推進する電力会社の仕業である点を以前指摘したが、こうした「流儀」も人口に膾炙している。したがって、熱中症予防の為に、必要以上に冷房設定温度を高くすることへのハードルは上がったはずだ。28℃より高い設定温度は危険だろう。一方、個人ではほとんどどうすることも出来ないのが、電車の冷房設定温度である。特に、満員電車に乗る前にはたくさんの水を用意しておこう。何らかの原因で電車が止まり、長時間車内に閉じ込められた時の熱中症対策として。

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