アート・クロッシング・ライブ 池田一 天水プロジェクト・イン・東京

2018年1月28日(日)17:00~19:30(予定)
会場:アトリエ第Q藝術(成城学園)小田急線「成城学園前」駅より徒歩3分
前売り・予約:tokyopaf@gmail.com(東京創造芸術祭)
主催:東京創造芸術祭(TPAF)
協力:NPO法人エコ・リンク・アソシエーション、芸術メディア研究会、日本映像学会クロスメディア研究会、一般社団法人クールジャパン評議会

アトリエ第Q藝術へのアクセス地図(トップページを一番下までスクロールして下さい)
https://www.seijoatelierq.com/

=ステートメント=
●天水の島「屋久島」から東京文化を揺する!(池田一)
●・・・それは、何かを伝えるという事と、何かを奏でるということの境界を曖昧にしつつ、それらの次元を貫通して、なお垂直に自在に伸縮する。それも暴力的な仕方では一切なく、構造、制度、概念、規約・・・こうした形式的なものに一切捕われない融通無碍さが、垂直の次元を豊かに広げてゆく。私は、その咆哮に天使の声を聴いた。あるいは天使というのが宗教的な含みを持つのならば、「天声」とでも呼ぶ方が適切であろうか。・・・
(織田理史、屋久島での池田一「水奏」とコラボして)

=プログラム=
(前半)Earth Art Talk
    池田一〔天水の島から、アースアート最前線レポート〕司会:宮田徹也
(後半)Crossing Performance
1.織田理史+貝ヶ石奈美
2.川津望with山崎慎一郎、小森俊明
3.池田一+空観無為(永井清治、河合孝治、小森俊明)

出演者プロフィール
●池田一
広く「池田ウォーター」として知られる水のプロジェクトを、30年以上にわたって世界各地で実現。国連50周年記念アートカレンダーの「世界の12人のアーティスト」に選抜された。2008年には、NY国連本部での環境セミナーに、アジア・オセアニア地域の代表として招待され、アートと水の視点から、新しいパースペクティブを提案し、話題に。世界のアースアートをリードする先駆的なアーティストとして、現在最も注目されているひとりである。
●宮田徹也
日本近代美術思想史研究。岡倉覚三、宮川寅雄、針生一郎を経て敗戦後日本前衛美術に到達。ダンス、舞踏、音楽、デザイン、映像、文学、哲学、批評、研究、思想を交錯しながら文化の【現在】を探る。嵯峨美術大学客員教授。
●織田理史
成城大学文芸学部芸術学部卒業、上智大学大学院哲学研究科にてドゥルーズについての修士論文で修士号取得。その後もアカデミックな哲学文献研究と自身によるユニークな哲学体系の追求との間を自由に横断しながら、音楽や映像といった形でその実践ないしアウトプットを試みている。プログラミングの技量と幼少からの豊富な音楽経験を駆使し、映像や音楽のデジタル表現を総合的に扱う。
●貝ヶ石奈美
2009年ルードラベジャール卒。1年間のベジャールバレエ団研修ののち、イタリアヴィチェンツァバレエで、カルメンの主役を踊る。2013年渡米。ニューヨークに拠点を置き、多数プロジェクトにソロ・グループで出演。帰国後はI Could Never Be A Dancer振付のカルティエプライベートイベント、アーキタンツ&セルリアンタワー能楽堂主催遠藤康行振付DOJYOJI+に出演。他、万城目純はじめ様々なアーティストと即興でのパフォーマンスに多数出演。
●川津望
詩と音楽。ピアノを山崎冬樹、作曲を米倉香織、武蔵野音楽大学在学中和声を柳田孝義各氏に師事。また、東邦音楽大学で音楽療法を学ぶ。現在、詩人野村喜和夫氏による詩の合評会「喜和会」参加。アートスペース.kitenスタッフ。
●山崎慎一郎
兼業音楽家。武満徹の「フォリオス」を完成させたいところだが見果てぬ夢だろう。バッハの音楽に関わってゆきたいところだがこいつも見果てぬ夢だろう。出来ないことの多さに頭を抱える日々を続行中。罪/つくよみ、秦真紀子と「浮世モード」鋭意続行中。
●河合孝治
サウンドアーチスト&コンセプター。音楽を中心に様々なアート、身体表現、そして哲学、仏教からも芸術の素地を学ぶ。サンタフエ国際電子音楽祭、ISEA電子芸術国際会議、ブールジュ国際電子音楽祭(仏)、ETHデジタルアート週間(スイス)、チリ・サンティアゴ国際電子音楽祭-Ai-maako、ISCM世界音楽の日々2010(豪)、Opus medium project、東京創造芸術祭などでパフォーマンスや作品を発表している。
●永井清治
電子即興音楽家。山下洋輔との共演で好評を得た後、即興音楽グループ、タージ・マハル旅行団を小杉武久らと結成し、ユートピアン&ビジョンズ展、ブリュッセル現代音楽祭など内外の多くの現代音楽、ジャズ、ロック音楽祭に出演。またシタール奏者として北インドハリバラーブ祭りで特別賞。リーダーアルバム「電子即興雑音1999」について、ジュリアンコープは「永井はアーティストの過去に材をとった大半の音楽とはことなり、スケール感と活力に溢れた、この傑作アルバムでタイムリーな復活を果たした」(JAPROCKSAMPLER)と述べている。
●小森俊明
東京藝術大学音楽学部を経て同大学院修了。日本交響楽振興財団作曲賞他入賞・入選多数。芸術全般および哲学等に目配りしながら作曲、編曲、演奏、音楽教育、執筆、舞台作品等への楽曲提供、異分野のアーティストとの共同作業、英文科学記事・論文の翻訳等を行う。国内外で作品発表を行う他、出版(著書、楽譜)、放送、誌上批評もされている。桐朋学園大学講師を経て現在、藝大神奈川同声会役員、日本イザイ協会顧問、芸術メディア研究会会員他。

    

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