シリーズ 光の界面 野村喜和夫+小森俊明
出演:野村喜和夫、小森俊明
日時:2019年9月16日(月・祝)14:30開場、15:00開演
入場料:2,000円
終演後打ち上げあり。参加費:1,000円(参加任意)
プログラム
第一部
コラボレーション
詩の朗読と即興演奏による
第ニ部
対談
詩と音楽の前線
ぜひ、おでかけ下さい。
「光の界面」によせて
空間に何かがあり、そこに光が当たることで人はその何かを視認する。
光が、ものの表面を浮かび上がらせる。
しかしそれは、ものが光の存在を浮かび上がらせることでもある。
気体や液体、あるいは固体が互いに接している面を指す言葉、界面。
では、光と光が接する「界面」とはどのようなものであるのか。
そしてそこに触れる身体は、音は、どのような波紋を起こしていくのか。
ものと、光と、光。
その三者の界面を眼差しながら。
今井蒼泉/龍生派
プロフィール
野村喜和夫氏のプロフィール
詩人。
1951年10月20日埼玉県生まれ。
早稲田大学第一文学部日本文学科卒業。
戦後世代を代表する詩人のひとりとして現代詩の最先端を走りつづけるとともに、小説・批評・翻訳・比較詩学研究などにも手がける。その詩はフランスのPO&SIE誌をはじめ、数カ国語に翻訳紹介されている。また、2011年には初の英訳選詩集『Spectacle & Pigsty』がアメリカで刊行された。
詩集『特性のない陽のもとに』(思潮社、1993)で第4回歴程新鋭賞、詩集『風の配分』(水声社、1999)で第30回高見順賞、詩集『ニューインスピレーション』(書肆山田、2003)で第21回現代詩花椿賞、詩集『ヌードな日』(思潮社、2011)および『難解な自転車』(書肆山田、2012)で第50回藤村記念歴程賞、評論『移動と律動と眩暈と』(書肆山田、2011)及び『萩原朔太郎』(中央公論新社、2011)で第3回鮎川信夫賞、英訳選詩集『Spectacle & Pigsty』でアメリカの2012 Best Translated Book Award in Poetry。
その他の著作に、
詩集
『川萎え』(一風堂、1987)
『わがリゾート』(書肆山田、1989)
『反復彷徨』(思潮社、1992)
『現代詩文庫141・野村喜和夫詩集』(同、1996)
『草すなわちポエジー』(書肆山田、1996)
『アダージェット、暗澹と』(思潮社、1996)
『狂気の涼しい種子』(思潮社、1999)
『幸福な物質』(思潮社、2002)
『スペクタクル』(思潮社、2006)
『稲妻狩』(思潮社、2007)
『plan14』(本阿弥書店、2007)
『言葉たちは芝居をつづけよ、つまり移動を、移動を』(書肆山田、2008)
『Zolo』(思潮社、2009)
長篇詩作品
『街の衣のいちまい下の虹は蛇だ』(河出書房新社、2005)
評論
『ランボー・横断する詩学』(未来社、1993)
『散文センター』(思潮社、1996)
『討議・戦後詩』(共著、思潮社、1997)
『21世紀ポエジー計画』(思潮社、2001)
『金子光晴を読もう』(未来社、2004)
『現代詩作マニュアル』(思潮社、2005)
『討議・詩の現在』(共著、思潮社、2005)
『ランボー「地獄の季節」 詩人になりたいあなたへ』(みすず書房、2007)
『オルフェウス的主題』(水声社、2008)
『詩のガイアをもとめて』(思潮社、2009)
編著
『戦後名詩選Ⅰ・Ⅱ』(思潮社、2001)
翻訳
プチフィス『ポール・ヴェルレーヌ』(共訳、筑摩書房、1988)
『海外詩文庫6・ヴェルレーヌ詩集』(思潮社、1995)
『フランス現代詩アンソロジー』(共訳、思潮社、2001)
朗読CD
『UTUTU/独歩住居跡の方へ』(アトリエ・エルスール、1996)
朗読パフォーマンスや異分野アーティストとのコラボレーションにも力を入れ、「現代詩フェスティバル95詩の外出」「現代詩フェスティバル97ダンス/ポエジー」「日欧現代詩フェスティバルin東京」「現代詩フェスティバル2007環太平洋へ」を主導した。またロッテルダム国際詩祭をはじめとする海外の詩祭に招かれての朗読、アイオワ大学国際創作プログラムへの参加など国際的にも活躍している。CS番組「Edge未来をさがす。」(2002)では、第1回目に「その、無限にそこ」というタイトルで自身の詩の世界が特集された。
また現在、早稲田大学などで詩や文学を講じている。
(参考:野村喜和夫氏のウェブサイト)
http://www.kiwao.com/
アートスペース.kiten 当公演・対談についての情報があります)
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