三浦一壮vs川村浪子「いきづく」

87歳の舞踏家、三浦一壮は、20代から舞踏などの前衛的な舞台に関り、1977年、舞踏舎を率いてフランス公演を行い活動したが、1989年舞台活動を停止、約40年間沈黙の後、2018年に舞踏家としてデビューした。86歳の舞踊家、川村浪子はモダンダンスの邦正美に師事した後、自然の中で踊り始め、1982年から全裸で歩行し踊っている。この2人が2025年春、相まみえる。そこで何が生じるか?

【プロフィール】
三浦一壮(みうら・いっそう)

舞踏家。1937年生まれ。1962年日本マイム研究所で及川廣信、大野一雄、安堂信也に師事。1965年ケイタケイ、西森守とVAV結成、『傾斜の存在』。1972年舞踏舎設立。『闘牛 鑑』『獣道』、1977年ナンシー演劇祭『門』上演、フランス、イタリア巡演。1979年ローマでエウジェニア・バルバ、グロトフスキーのインターナショナルワークショップに招 聘。美術品バイヤーを経て、2018年ペルーの同ワークショップに招聘、「除夜舞」出演をきっかけに舞台に復活。以降、「舞踏駅伝」、2019~20年「アジアトライAKITA 千秋芸術 祭」、2021年『Corpus Works』、2022年『空の青』、2022~23年『バラ色ダンス』、2024~25年『美しき老体』などに出演。

川村浪子(かわむら・なみこ)

舞踊家。1938年生まれ、東京学芸大学卒。江口隆哉、宮操子、旗野恵美、邦正美に師事。1974~76年、九十九里浜で 知覚体験、知覚歩行、1979年「風景」(新宿御苑)、1981年から各地で裸体歩行。1982~86年、アンナ・ハルプリンのワークショップ。1986年「舞踊、人生は懶(ラン)」(東 京日仏学院)。以後、裸体舞踊「ひとり踊り」世田谷区立美 術館、横浜市大倉山記念館、池袋西武スタジオ200、京都大 学西部講堂、東京都美術館など。首くくり拷象や黒沢美香と 共演。2015年、余越保子監督『Hangman Takuzo』、2016 年、阿佐ヶ谷アートストリート。2021年、崟利子監督『ゆっくりあるく』。2022~2024年、アトリエ第Q藝術でソロパフォーマンス。

小森俊明(こもり・としあき)

音楽家、作曲家。東京藝術大学・同大学院修了(作曲)。 日本交響楽振興財団作曲賞、東京国際室内楽作曲コンクー ル、AACサウンドパフォーマンス道場、EXPERIMENTAL SOUND, ART & PERFORMANCE FESTIVAL他多数入賞・入選。世界100人の現代音楽作曲家による「ヒバリ震災義援音楽配信プロジェクト」。桐朋学園大学講師、日本イザイ協会顧問を経て(一社)日本作曲家協議会会員、日本クラシック音楽コンクール審査員、即興ユニット「空観無為」、サイケデリック合奏団「邪宗門」。共著7冊。

ノブナガケン NOBUNAGA Ken
パーカッショニスト/マルチインストルメンタリスト。本名「信長憲一」。1969年福岡県大川市生まれ。現在、東京在住。基本的にパフォーマンスは即興で行われる。音楽を演ってはいるのだが、ミュージシャンや音楽家と言うには少し違うなと、自分では思っている。2013~19年の約7年間、インドのスピリチュアルマスター、シュリチンモイの弟子として瞑想 を学び、活動する。最近では主に武蔵境810 OUTFIT Cafeでソロ、セッション/コラボレーションの他、810身体企画等にも出演。楽境(らっきょう)にて(with 直江実樹、山下渉) 、超法☆ウツミカル(with Janmah、Maresuke)他のユニットでも活動。

日 時:4月16日(水)15時、19時
場 所:アトリエ第Q藝術/成城学園前駅7分 03-6874-7739
料 金:前売2500円、当日3000円
音 楽:小森俊明(piano)、ノブナガケン(perc,etc)
照 明:早川誠司
企画・構成:志賀信夫
協 力:池上直哉、アトリエ第Q藝術

問合せ:butohart@gmail.com 090-2452-2116(shiga)

アトリエ第Q藝術
https://www.seijoatelierq.com/

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