2月13日の大地震と原発再稼働

 2月13日の夜に起きた福島県沖を震源とする大地震は震源が浅かった為に津波は発生せず、死者も出なかった。しかし、家屋をはじめとする建物が3.11の大地震以上に大きく揺れ、東北地方の住民たちに10年前の記憶を生々しく思い出させるものとなった。3.11の大地震が発生する2日前には前震が起きていたことを考えると、今回の地震が前震となって数日~1週間程度の間に3.11と同程度の本震が起きないとも言い切れない。東北地方とは距離的に大きく離れてはいるものの、2月に入ってから若狭地方2ヶ所の原発の再稼働が、それぞれの所在自治体の町長によって承認された。野瀬豊高浜町長が承認した高浜原発1・2号機と、戸嶋秀樹美浜町長が承認した美浜原発3号機がそれらに該当する。これらは稼働から40年を超える原発であるのにも関わらず、無謀にも今回再稼働が承認された。3.11当時の民主党政権から自民党政権に移行してから、稼働から40年を超える原発のさらなる稼働が可能となったが、それを踏まえての再稼働承認となる。これまでもこのブログで散々書いて来たように、原発は他の産業施設と異なり、絶対にシヴィア・アクシデントが許されない。しかし100パーセント安全に運転することなど不可能であり、しかも日本は地震国なのであり、原発に今後頼ることがあってはならない。3.11から10年経った今は奇しくも、そして不幸にもコロナ禍下にある。大地震と原発事故の発生のリスクが忘れ去れようとしている中で、3.11の余震としての大地震が発生した。大地震を避けることは出来ないが原発事故を避けることは出来る。今だけカネだけの原発再稼働を絶対に阻止しなくてはならず、国民的な機運の再興を強く望む。

2 thoughts on “2月13日の大地震と原発再稼働

  1. 深夜にNHKのsongs.観ながら台所に立って料理していたらばびっくり仰天してしまいました。私自身は山口県ですが、プレコロナ前唐津に呼子のプルトニウムをはじめとして、愛媛県もです。福島のプルトニウムは大丈夫です。とか、今のニュースは信じられません。月の月曜日、福島の方々の哀しみ、悔しさにホロと涙流す私自身が居ます。今の政治屋様とか、信じられません。でもね?人ってほんとうにたいせつだよって。あなたたちがたいせつだよって涙流す弱い私自身さえ居ます。原発反対です。或日綺麗ごとじゃ御飯は食べられないって言われました。でもね?高次な理想が無いと何も出来ないじゃないですかってつい、馴染みのマスターに言ってしまいました。生かされている命、生まれてきてよかった!って思える国にしたいなぁ。未来の子ども達に、全ての生態系に。悲観や否定は簡単です。稚拙ですが、素敵なメッセージありがとう御座います。コロナが終わったとき私たち何が出来ますか?素敵なメッセージありがとう御座います。美しいピアノの音色のひと粒ひと粒を小森様へ。ありがとう御座います。稚拙な文章でほんとうにすみません又生命倫理学の話いつかしたいなぁ。みんななんだかんだ言っても頑張っている。さあ私たちも頑張りましょう。長文失礼致しました。かしこ

    • 平田さん、コメントをありがとうございます。これから再稼働が進む若狭湾沿いの原発以外の、使用済み核燃料を保管している日本全国の原発にもリスクがあります。3.11から10年経つとひとびとは原発のリスクを忘れてしまうのでしょうね。プルトニウムもストロンチウムもトリチウムも安全とする風潮は問題です。原発に反対することは綺麗ごとで、これからも原発に頼らなければ生きていけないというのは完全に間違いです。そもそも日本が本格的に原発に依存するようになったのはこの四半世紀ほどの間です。ですがこれは正確な言い方ではなく、電力供給上必要の無い原発を建設して来たのがこの四半世紀ほどの間です。それ以前の時代はまだ既存電力が主力でした。長いスパンで見て原発は必要ないのであって、再生可能エネルギーに転換すべきなのです。その為に市民が声を上げなければなりません。

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