2016年3月13日(土)東京藝術大学音楽学部第6ホール 開場14時 開演14時30分 会費:3500円(日本イザイ協会正会員、年会費込み) 主催:日本イザイ協会
演奏:Vn.岡本誠司 Pf.江口玲
解説:小森俊明
ナビゲーター:小沼純一
プログラム
イザイ:悲しい詩曲 op.12
ショパン:バラード第1番 op.23
ショパン(イザイ編曲):バラード第1番 op.23
イザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番「バラード」 op.27
日本イザイ協会による企画第2弾となる今回は、ショパン作曲の『バラード第1番』と、その、イザイによる編曲版(ヴァイオリンとピアノのデュオ)、そして、イザイ作曲の『無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番・バラード』の関連性を、演奏とレクチャーの両面から探っていきます。「ピアニスト・ショパン」が作曲したバラードと「ヴァイオリニスト・イザイ」が作曲したバラードには、ヴィルトゥオーゾ演奏家として活躍した2人の作曲家ならではの特性がそれぞれ現れています。イザイは、ショパンの個性的なバラードを学ぶことで、ショパンのバラード観を受け継ぎつつも、みずからの個性を盛り込んだバラードを作り上げました。全部で6曲ある無伴奏ヴァイオリンソナタのうちの1曲でありながら、同時に、イザイなりのバラード観が示された興味深い例がここにあります。そして逆に、イザイのバラードを通して、ショパンのバラードを再発見することも出来るのです。当日は、素晴らしい演奏を聴かせて下さる岡本さんと江口さんに、演奏家としての視点からお話を伺いながら、ショパンとイザイという、意外な組み合わせによる作曲家のバラードの魅力について、探っていきたいと思います。
お問い合わせ 090-7467-4051(永田)
日本イザイ協会(レクチャー付きコンサートご案内)
http://ysayejapan.com/ticket/